Jam 2023年1月号
組合長年頭のあいさつ 令和4年、当JAは発足60周年を迎えました。これ を機にさらにJAを発展させるべく、これからも組合 員の皆さまとともに協同組合事業に邁進することを お誓い申し上げる次第です。 さて、一方で令和4年より、コロナ禍やウクライナ 侵攻により多くの生産者の方々が資材価格高騰の影 響を受けています。そのようななか、当JAでは燃油 高騰対策や肥料高騰対策、飼料高騰支援事業と いった各種助成事業の申請支援やJA独自の支援策 をおこない、生産者の皆さまの営農を支えてまいりま した。 令和5年も循環型総合事業の展開および母子店 一体化をはじめとする不断の自己改革によって、経営 基盤・組織基盤の強化に努め、「地域農業の振興」 「農業所得の向上」というJAの使命を果たしてまい りますので、皆さまの一層のご指導・ご協力を賜りま すようお願い申し上げます。重ねてご家族ご一同様の ご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさ せていただきます。 ご家族おそろいで輝ける 新年の良き門出を お迎えのことと お慶び申し上げます 代表理事組合長 鬼木 晴人 令和4年 10月7日、福岡市中央区の ヒルトン福岡シーホークにて、ご来 賓の皆さまをはじめ組織代表者や 関係者およそ600名の方々にお 集まりいただき、JA福岡市発足 60 周年を祝う記念式典が開かれまし た。その様子をレポートします。 記念式典当日。会場に各支店か らバスが到着すると、ロビーには 賑やかな声が響き始めます。コロ ナ禍で会うことすらままならな かった旧知の友人や、 JA の 60年 を影で支えた役職員 OB が再会を 喜ぶ光景が多くみれました。 到着後はそれぞれ会場の「アル ゴス」へと移り、組織や支店ごとに 分けられたテーブルへ着座して開 会の時を待ちます。 午前 11時、会場の明かりが落と されいよいよ記念式典が始まりま す。JAを印象付ける緑色のスポッ トライトと迫力ある音が会場を圧 倒。さらには壁面いっぱいにJA が組合員の皆さまと歩んできた 60 年間の写真が映し出され、出席者 は次々に流れる懐かしい光景を目 に焼き付けているようでした。 開会のことばが述べられると、 60年間の物故者に対し黙祷を捧げ ました。その後、鬼木晴人代表理事 組合長が挨拶を述べました。 「 JA 福岡市は、昭和 37年 10月1 日に市内 24農協のうち 19農協が大 同合併しました。経営的には厳し いスタートでしたが、皆さまの努 力と財務の健全化で、以来 60年に わたり着実な経営を継続し合併 の目的である「組合員の地位向上」 を進めてまいりました。昭和 53年 には早良農協と合併してさらに協 同の輪を広げるとともに、多様化 する組合員のニーズにも対応、 地域環境を守る地域協同組とし ての地位を築いてまいりました。 発足当初と比べ組合員の営農や生 活は大きく変わりましたが、『組合 員の地位向上』という所期の目的 を忘れることなく、歩んできと 確信しております。現在では約4 万2千名もの組合員を有する、福 岡県下は言うに及ばず全国におい ても高い評価をいただく組合に発 展することができました。 60年前に、本組合の礎を築かれた 先人の皆さまのご英断と実行力に 対しまして、心より敬意を表します とともに、長きにわたり、本組合の 発展にご尽力いただいた、本日ご出 席の皆さまを始めとする組合員の 皆さま、そして役職員として活躍い ただいた皆さま 、深く 感謝申し上げる次第でありす。 この 10年を振り返りますと、政 府の超低金利政策による利ざやの 縮小、異常気象により頻発する自 然災害、新型コロナウイルスの世 界的な感染拡大、政府による農業・ 農協改革など、まさに我慢の 10年 となりました。特に農協改革にお きましては、規制改革推進会議に よりさまざまな課題への回答を迫 られることとなり が、我が JA 福岡市では、発足以来 60年の あゆみのなかで、全国に先駆けた 減農薬生産運動や農産物直売所の 展開、米の買取り販売や学校給食 への原料供給など、数多くの『不断 の自己改革』に取り組んでまいり ました。准組合員利用規制の問題 におきましても、 『食料』の源の『農 業』は准組合員にとっても関わり の深いものであるという意味から 『福岡市食料農業協同組合』を標榜 し、准組合員、そして地域住民から の理解と協力を得てまいりました。 現在この日本は、コロナ禍の終 息は未だ見えず、ロシアのウクラ イナ侵攻を主因とした国際的な物 価高騰や調達難による農業生産コ スト増大や家計支出の増大少子 高齢化による農業従事者の減少や 農村地域の過疎化など、組合員と ともに解決しなければならない課 題が山積みです。 ただ振り返りますと、これまでも 多くの困難がありましたが、我々は 協同組合理念・協同活動の実践に より、その難局を乗り切ってまいり ました。その 60年という歴史を重く 受け止め、JA福岡市の経営理念で あります『人と自然とのかかわりを 大切にし、地域に愛される JA 福岡 市を目指し 』をしっかりと胸に 刻み、 60歳の還暦を迎え『生まれ変 わる』という新たな思いで皆ま とともに手を携えてまいりたいと 切に望むのであります」 引き続き宗欣孝代表理事専務が、 配布された『 60年のあゆみ』により、 近年 10年の出来事を中心に紹介。 また、 JA 事業の運営に多大な功 績を残された方々へ功労者表彰も おこなわれ、 70名が表彰されまし た。各組織を代表し、倉光一雄様、 薦田文茂様、森藤久繁様、貞方恭助 様、大神哲彌様の5名はステージ 上へ登壇し、感謝状を受け取られ ました。 記念式典には多くのご来賓が出 席され、服部誠太郎福岡県知事、高 島宗一郎福岡市長、乗富幸雄 JA 福岡中央会代表理事会長からはご 祝辞(代読)もいただきました。 福岡県知事は「令和4年3月策 定した『福岡県農林水産振興基本計 画』に基づき、稼げる農林水産業の 実現や、食と暮らしを支える農山漁 村作りを目標に取り組んでいる」と して、今後の支援についても触れま した。福岡市長は組合員や農業情 勢が厳しい状況のなか、福岡市民に さまざまな恵みを提供する農業と 生産者へ感謝の意を述べられ、ま た、今後も農業の持続的発展を JA と一体となって目指していくこと も合わせて表明されました。 JA 福岡中央会は、持続可能な 食料農業協同組合の機能発揮の め、協同組合としての存在意義を さまざまな面から果たしているこ とに触れ、協同活動実践の賜物で あるとのお言葉をいただきました。 続いて、来賓紹介と祝電披露が おこなわれた後、筑紫農業協同組 合代表理事組合長 白水清博様の万 歳三唱、鬼木組合長の謝辞により、 締めくくられました。 JA 福岡市発足 60周年記念式典 レポ ー ト これまでもこれからも、共に 03 Jam 2023 January
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