Jam 2024年8月号

久保田  能古島は美しい海に 囲まれた自然豊かな島。能古 支店は購買部も併設していて、 島のインフラとしての役目も 果たしていますね。 明石  島の産業としては、農 業、漁業に加え、久保田理事が 携わっている「のこのしまア イランドパーク」を中心とし た観光が挙げられます。理事 は島を離れたことは? 久保田  高校を卒業してから 5年間は島外で暮らしました。 戻ってみても、島は特に変わっ ていない。それが外の人に 評価されてるという面もあ ると思います。 明石  島の小中学校は、福岡 市初の小中一貫校。島外からの 通学も認められており、入学者 を決めるために抽選をおこな うほど人気だそうですね。 久保田  能古島でしかできな いことを、子どもたちに体験 させてあげたいと、保護者の 皆さんも考えるのでしょうね。 能古島では、柑橘類の栽培が 盛んで、甘夏は特産品として 定着しています。一方で離農 する方も相次ぎ、耕作放棄地 も増加傾向にあり農業を取 り巻く状況は厳いすね。 明石  そんな状況を打破しよ うと、令和2年に島内の生産者 が集い「のこ One Ste p ファーム」を立ち上げました。 これは耕作放棄地を甘夏農園 へと再生する取組みで、クラ ウドファンディングによって 資金を集め、着実に成果を上 げています。今年は福岡西陵 高校とタイアップし、生徒さ んが甘夏再生農園で、収穫を 体験しました。 久保田  農業の若い担い手が、 自ら問題解決に乗り出してい るのは頼もしい。平 成 24年創 設の「このしま加工部会」も 黒字を達成していますし、明 るい兆しも見られます。 明石  現在は、柑橘農園作業 省力化の提案や食育活動によ る甘夏のPR、他分野との協 力などに取り組んでいます。 「のこのしま加工部会」と同様 に、これらが実を結び、 10年後 に農業と地域の発展につなが ることを期待しています。 久保田  他分野との協力とい う視点で考えると、これから の時代に対応するには、農業 と観光を連動させた取組みが 重要ではないでしょうか。島 の住民の意思を尊重しながら、 島を訪れた人も地域の皆ん も一緒に楽しめるような農業 に関連したイベントを、開催 できるといいですね。 若い担い手の取組みが 能古の未来を照らす 能古 能古地区 能古支店 支店について語り合おう Profiles 01 Jam 2024August 各地区の理事と支店長が、なじみの店で顔を合わせて(=フェイス・ トゥ・フェイス)、地域の歩みと未来を語り合います! 久保田 晋平 理事 能古島の名所「のこのしまアイランド パーク」を経営。令和5年より地区理 事として、農業の発展と地区の振興 に取り組む。 明石 和久 支店長 令和2年に支店長に就任し早5年。地 域のボランティア活動にも積極的に 参加し、農業以外の業種の方とも親 交を深める。 上:壱岐青年部による耕作放棄地再生プロ ジェクト支援での記念写真。素敵なご縁 に恵まれました。 下:能古支店敷地内にある青年部による手 作り看板。なつかしい過去の作品は「の このしまアイランドパーク」に設置され ています。

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