Jam 2022年5月号
同じようなケースの裁判例があります。 おっしゃっている駐車場内での事故 のケースというのは、大規模駐車場内の 事故を想定したものです。道路からの入り口で、さ らに後続車がいる場合は、道路の通行の安全に大き い影響を与えますから道路上で停止したままとい うわけにもいきません、迫って来た場合に後退し て道路に戻ることも危険ですから、大規模駐車場内 での事故とは条件が大きく異なると考えることが できます。 そこで裁判所は先行者の過失割合が七割、後続車 が三割との判断を下しました。 こういった事故を防ぐため 自動車保険の性質 を正しく知って納得できる保険に加入しましょう。 先日、スーパー マーケットに自動 車で買い物に出か けました。道路からスーパー マーケットの駐車場に入ろう とすると、私より先に入った自 動車が、他にも空いているのに わざわざ切り返して入り口近 くの駐車区画に自動車の頭か ら駐車しようとしていました。 そのため、私は駐車場に入っ てすぐに停車しましたが、その自動車は切り返し て後退しながらこちらに向かってきて、減速する 様子がないと思っ矢先に私の自動車にぶつかり ました。 先方も私も自動車保険に加入していましたので 保険会社同士で話をしていましたが、相手方の保 険会社は私に八割の落ち度があるというのです。 なんでも、自動車事故のケースごと過失の割合 を定めた基準があり、駐車場で起きた事故にも過 失割合が定められているとのこと。 しかし、よく聞いてみますと、そのケースという よろず 法律相談室 2021年12月に大阪の雑居ビルで起きた火災で、火災が発生した際の避難や設備等に関して社会 的関心が高まっております。 消防用設備等点検報告制度は、防火対象物の関係者(管理会社含む)は、機器点検を6カ月に1回、総 合点検を1年に1回実施し、結果を消防長又は消防署長に報告しなければならないというものです。こ の点検を怠り、万が一火災が発生し多大な被害が出た場合、管理者の責任が問われることになります。 実際、①無資格者が点検していた。②全階を点検していなかった。③事実とことなる報告をしていた。④ 点検期間のルールを守っていなかった等の事例も出てきており、適切な消防点検を行うことが私たち の身を守る大切な位置づけとなっています。また、事業用の賃貸物件等では点検業務を家主が行うの か借主側が行うのか、契約時に決定するようにしましょう。消防点検が入っているか等の確認は以下の 消 防庁のホームページで確認頂けます。 消 防庁ホームページ:http://www.fdma.go.jp/ のが、駐車場内で、対面で向かい合っていた自動車 の一方駐車区画に入ろうとしているところを直 進した自動車が衝突した場合というものでした。 私のように、道路から入ってすぐのところで停車 しているのに、ぶつけられた場合にまで同じよう に考えるというのには納得がいきません。私の落 ち度はそんなに大きかったのでしょうか? Jam 2022May A Q スーパーマーケットで 起きた事故で、先方の 保険会社から伝えられ た過失の基準に納得 できません。 Part.251 弁護士 東 拓治 お答えするのは 「消防用設備等点検報告制度」 税金・相談・開発・不動産の事ならズバリ! 今回の知っ得担当 vol. 152 (株)ジェイエイ福岡 賃貸管理センター 大坪 周平 知っ コーナー 得 13
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