Jam 2025年4月号
笑顔で楽しそうに 働いてくれること 感謝しています! 障がい者の皆さんに作業を 手伝っていただいているケー ルは、 「カリーノケール」といっ て、苦みが少なくサラダにし ても食べられます。フリフリの 葉っぱも特徴です。8年前か ら栽培しています。 農福連携の取組みは、福祉 事業所の永川さんとの出会い もあり、福岡市のサポートを 受けてスタートしました。 やり始めて気づいたのは、 最初から完璧を求めてはいけ ないということです。これ 相手が障が者だからという ことではなく、健常者に対し ても同じすよね。徐々に慣 れていってもらえばい。そん な、人を雇用するうえでの心 構えができたのは、私にとって は大きなプラスです。 永川さんの施設の利者の 方々は、除 草作業一 つ取って みても丁寧です。除草って、重 要な作業なんですが 、一 人で 農業を営んでいるとなかなか 手が回らない。それをやってく ださっているので、本当に助 かっています。 皆さん、本当 に一 生懸命働 いてくだるし、「仕事が楽し い」と笑顔で言ってくださいま す。そんな言葉を聞くと、こ の取組みを始めて本当によ かったと思ますね。 私は「農業でワクワクドキ ドキをお届けします」という 理念を掲げて農業をおこなっ ています。農業を営むことで 経済を循環させ、皆さんを笑 顔にすることが目標なんで す。その前提として、笑顔で 楽しそうに農業をやっいる ことが大事です。だから、施 設利用者の皆さんが働きなが ら見せてくれる笑顔は、私の 理念にもピッタリなんです。 将来的には農業で 雇用を創出し、地域 に貢献したいと考え ています。この雇用創 出という点でも、農福 連携は大きなステップ だと思います。 したのは令和6年の1月。現 在は週1日、1回2時間とい う枠で、畑の除草やケールの 袋詰め、そのケールを飲食店 に配達するといっお仕事を させていただいています。 事業所などクローズドな環 境ではなく、自然の中でのび のびと働けるということで、 施設利用者の皆んにはとて も好評です。土いじりは五感 を刺激するし、デトックス効 果もあるんですね。ここでの 仕事を積極的に希望る方も 少なくありませんよ。 飲食店へケールを配達る お仕事も、対人コミュニケーショ 障がい者の方々も 一 人の社会人として 活躍できる仕事 私たちは、児童を対象とし た放課後デイサービスもおこ なっているのですが、土いじり によって、子どもたちに命の尊 さを学んでもらうということ に取り組んできました。 その発想を、施設を利用し ている障がい者の皆さんの就 労という分野にも取り込めな いかと考えていた時に、馬場 さんと出会ったんです。 こちらでの就労がスタート ン能力を磨くうえで、 とても効果的です。お 店の人にケールについ てお褒めの言葉をいた だくと、施設利用者の 皆さんも嬉しいし、ご 自身もそのケール栽 培に携わっているので、達成感 を味わうことができるんです。 「福祉」というフィルターを 通さなくても、施設利用者の 方々 が一 人の社会人として、 馬場さんや飲食店の方々とつ ながりを深めることができる のが、こちらでの農福連携の すばらしいところです。 施設利用者の方々のスキル は万能ではありませんが、特 化した仕事であれば、十分に その能力を生かすことができ ます。農業を皮切りにいろい ろな産業において、福祉との 連携を広げていけるといい すね。その結果、障がい者の皆 さんとその産業に携わる方々 がウィン・ウィンの関係になる ことを目標に、これからも取 り組んでいきま。 当JAの子会社、(株)JAファーム福岡では、福岡 市企画の農業研修に協力しています。そのなかで、福祉事業 所職員の方を数名受け入れ、農業に関する指導をおこなって います。 また、令和6年には当JAの「元岡トマト選果場」で、福岡市 がおこなっている農福連携のマッチングを利用し、出荷用段 ボールの箱折り作業を福祉事業所に依頼しました。 就労継続支援 B型事業所 Work Step HUG+ 永川憲一 さん 特集 「農福連携」って知っていますか? Jam 2025April JA 福岡市が取り組む 「農福連携」 福 ケール栽培でタッグ! 農福 連携 の 現場 の 声 06
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