Jam 2025年6月号
「健康・医療・福祉」カテゴリー 「栄養・食育の部屋(食育レ シピのご紹介)」からご覧いた だけます。 また、高齢者の方の健康づ くりや介護予防を応援するた め、講座教室も開催してい ます。 「フレイル予防教室」の ほか、保健師や健康運動指導 士による健康づくり・介護 予防をテーマとした出張講座 「生き活き講座」も好評です。 フレイル予防については数 種類のパンフレットを用意し ています。高齢者の方を対象 に予防のポイントをまとめた もののほか、これから高齢期 を迎えるご両親がいらっしゃ る方に向けたもの、小学校高 学年向けにおじいちゃん、お ばあちゃんへの気付きを促す ものまで。家族みんながいつ までも笑顔で過ごせるよう、 ぜひご活用ください。最新情 報は、ウェブサイト『みんなで よかトレ』でご確認ください。 社会全体で介護を支えるこ とを目的とし、平成 12年に介 護保険制度が創設されまし た。平成 18年、この制度は、高 齢者の方ができる限り要支 援・要介護の状態になること を防ぐために、予防重視型シ ステムへと舵を切ります。介 護保険給付費を抑制し、制度 を安定的で持続可能なものに することに加え、高齢者の方 の健康の維持をサポートし、 充実した毎日を実現するため です。 そのために必要な はな んでしょうか? 厚生労働省の 「平成 16年国民生活基礎調査」 によると、体を動かさないこ とによる高齢者の方心身の 機能低下が、軽度の要介護状 態につながる疾患の半数近く を占めているそうです。つま り、高齢者の方でも日常的に 適度な運動をおこなうこと で、要介護状態の予防が期待 できるのです。 平成 26年の介護保険制度の 変更では、住民が自主的に運 営する体操の場など、高齢者 の「通いの場」を地域に展開 することの重要性も謳われて います。地域の中での人との 交流や社会とのつながりが、 結果として介護予防に結びつ くと考えられいからです。 高齢者の方が介護状態とな る要因として、ここ数年、「フ レイル」という言葉を耳にさ れた方も多いのではないで しょうか? 心身の機能低下に 加え、社会的なつながりが弱 くなった状態のことです。 フレイル状態になってしま うきっかけは人それぞれです。 よく見られるのは、フレイル の要素の悪循環にはまってし まい、介護状態になってし まうケースです。このような 悪循環を「フレイルサイクル」 と呼びます。 たとえば、道で転んだこと をきっかけにあり外出しな くなり、運動量が減る。する とお腹も減らなくなり食事 の量も減ってしまう。ますま す筋力や骨密度も下がり、運 動能力が低下する。そして、 さらに家に閉じこもりがちに なる。このような悪循環には まると、要介護状態に陥る可 能性が高まります。 しかし、フレイル段階で あれば、元気な状態に戻るこ とも可能です。左ページにフ レイル対策をまとめていす ので参考にしてください。 介護予防を進めるため、福 岡市もさまざまな施策を実行 しています。それらの情報 を 一 覧できるのが、ウェブサイ ト『みんなでよかトレ』です(P 8に掲載している2次元コー ドでアクセス可能)。 〝 よかトレ 〞とは、介護予防 に効果的な体操のこと。日々 の暮らしに取り入れることで フレイルや生活習慣病、認知 症を予防できます。 『みんなで よかトレ』では、動画でこの体 操を紹介しています。 また、福岡市独自の「通いの 場」として設けているのが『よ かトレ実践ステーション』で す。住民が主体となって 〝 よか トレ 〞を実践している団体や 施設を認定し、健康運動指導 士など専門家を派遣するな ど、活動を支援しています。専 門家の正しい指導の元で体操 をおこなうことにより、筋肉 に適度な負荷がかかり、より 高い効果が見込めます。 フレイル予防には食事も重 要です。ポイントは「いろい ろな食品を摂ること」。その 観点から管理栄養士が厳選し たレシピブック『 防レシピ 33』も作成しました。 現在は、福岡市ホームページ 健康寿命をキープし要介護状態 にならないように、フレイル予防 を始めましょう。まずは、現在のコ ンディションを確かめることが大 事です。簡単な質問に答えること で、フレイル度が判明します。 「もしかしたらフレイルかも?」と思った方も、心配は無用です。フレイルは「可逆 性」。つまり、適切な対策をとれば、元の健康な状態に戻ることも可能なのです。要 介護状態になる前に、今すぐ行動を起こしましょう! 半年間で体重が2~3kg 減少した ペットボトルのフタを 開けにくくなった 横断歩道を青信号のうちに 渡りきるのが難しくなった 体を動かすことが減った 疲れやすくなった フレイルになる 前の段階で注 意が必要です。 フレイル予防を 習慣化する努力 を始めましょう。 この状態を 維持しましょう。 予防に取り組むことで 健康な状態に戻れます 介護の状態を脱する ことは難しくなります 高齢期は食が細くなり栄養が不足しがち。結果的に 筋肉の減少につながり、フレイルになる恐れも。健 康な口腔環境を維持して、栄養価の高い食生活を! 体力・筋力を保つために、運動を習慣化しましょう。 家事などで体を動かすのも効果的です。次のページ で紹介している“よかトレ”もぜひお試しを。 地域ボランティアなどで社会とつながりをもったり、 サークルに参加して人と交流することもフレイル予 防に。積極的に行動を起こすことが大事です。 生活習慣病などがフレイルの進行につながることも。年に1回は健診を受け、早 めに病気を発見しましょう。また、持病も重症化しないように注意! 次のページでは「運動」と「社会 参加」がクリアできる『よかト レ実践ステーション』を紹介 Jam 2025 June 健康寿命を延ばすカギ! あなたのフレイル度は? フレイル の予防が が 1 ~ 2 つ フレイル予備軍 が 3 つ以上 フレイルかも? が 0 健康です! フレイルは「可逆性」 フレイル予防3つの柱+1 要介護 状態 フレイル 健康 栄養+ 口腔機能 運動 社会参加 + ! 06
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