Jam 2022年4月号

GAP認証を一般に もっとアピールしたい  元岡礫耕とまと部会は、平 成 30年にGAP認証のチェッ クシートを元に研修を実施。 翌年の総会で認証取得を目指 すことを決定したあとは、部 会一丸となって取り組みまし た。その甲斐あって、令和2 年2月、見事に認証を取得す ることができました。  「うちの部会は、元々食の 安全に対する意識も高く、肥 料や農薬の在庫の管理 圃 場 の整理整頓もきっちりやって いましたので、認証取得に際 して戸惑うことは、あまりあ りませんでした」 実は山内さんは、元サラリー マンの新規就農者。インター ンシップの際に修業させても らった先輩農家がしっかり管 理していたことに影響を受け て、自分がハウスをもったと きには、先輩を見習って整理 整頓を心掛けたそうです。  防虫ネットの設置や捕虫粘 着シートの活用といった農薬 使用の回数軽減、もしくは環 境制御モニターの設置による 農業の「見える化」などは、 部会としてGAP認証取得以 前から取り組んでいました。 それらに加えて、衛生や安全に 関する掲示を認証の基準に合わ せて整備。山内さんもハウス内 で道具の置き場所を改善するな ど細かな調整を行い、点検項目 をクリアしました。  「作業の効率や圃場での整 理整頓などに対して、農家の 意識を変えるという点で、G AP認証は有意義だと思いま す」と山内さんは話します。  今後の課題は、いかにGA P認証を農産物のブランド価 値の向上と売上増につなげる かということで。元岡礫耕 とまと部会では、選果場の壁 に看板を設置して県GAP認 証取得をアピールしています が、消費者の目に触れず、認 知度は高まっていせん。  「私たちは、県GAP認証 を取得して、質の高いトマト を常時出荷しています。一般 の方々にもGAP認証につい て知っていただいて、購入す るきっかけにしてもらいたい ですね」と山内さんは言葉に 力を込めました。 令和2年2月17日 令和2年11月17日 令和3年11月24日 令和3年11月24日 令和3年11月24日 令和3年11月24日 JA福岡市元岡礫耕とまと部会 JA福岡市元岡土耕とまと部会 JA福岡市アスパラガス部会 JA福岡市入部キャベツ部会 JA福岡市金武かぶ部会 JA福岡市春菊部会 トマト トマト アスパラガス キャベツ カブ 春菊 9月上旬~翌年6月下旬 11月中旬~翌年6月下旬 2月中旬~10月下旬 10月下旬~翌年6月下旬 11月上旬~翌年2月中旬 通年 福岡市内の福岡県GAP認証取得生産者 認証日 認証取得団体等所在地 品目名 出荷期間 Jam 2022April ❶山内さんは3連棟のハウスでトマトを栽培し ています/❷元岡礫耕トマトの出荷時期は9 月から翌年の6月末くらいまでです/❸土着 天敵(※)の利用を積極的に導入し、化学農薬 の使用回数の軽減にも取り組みます/❹礫は しっかりと洗浄・消毒を行ったうえで再利用さ れます/❺安全に関する掲示も認証取得の条 件/❻事故発生の際の連絡先や手順もハウス 内に掲示しています (令和4年3月 北崎かぶ部会 取得予定) ※農作物に被害を及ぼす害虫を食べてくれる自然界に生息している虫 2 5 3 4 6 | 特集 |「福岡県GAP認証」を知っていますか? 06

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